2024~2025年度
「受けるよりも与えるほうが幸いである」
これは、主イエス・キリストご自身の言葉として、聖書の中で紹介されている一節です。
私たちは、何も持たない状態でこの世に生まれ、親から、家族から、また、社会の中で周りの人々から、多くのものを受けて成長します。そして、いつしか、ただ受けるだけではなく、人に与える立場になります。
人に与えるためには、精神的にも物理的にも余裕が必要です。人に与えることができる人は、それだけ祝福された立場であることを意味します。
私たち東京三鷹ライオンズクラブのメンバーは、地域社会への奉仕活動を通じて、この世界全体をより良いものに変えたいという崇高な理念を持っています。この奉仕活動こそ「与える」活動にほかなりません。一人ひとりの活動は、小さなものかも知れません。しかし、人が集まり協力し合うことによって、その働きは何倍何十倍にもなって豊かに実を結びます。ライオンズクラブ国際協会に所属する140万人の会員の一員として、誇りと喜びと感謝をもって、目の前の奉仕活動に打ち込んでいこうではありませんか。
今年度、東京三鷹ライオンズクラブの会長という大役を仰せつかった者として、皆さんに是非お願いしたいことがあります。それは、例会やアクティビティ等クラブの活動に能動的に参加して欲しい、ということです。受動的に、流されるまま惰性で参加するのではなく、積極的に、主体性をもって参加してください。それは、メンバー一人ひとりの活動の総体がクラブの活動になるのであり、クラブを活性化させるためには、個々のメンバーが活性化することが不可欠だからです。
「受けるよりも与えるほうが幸いである」これは、クラブの運営についてもあてはまります。一人でも多くのメンバーが、「受ける」立場ではなく、「与える」立場になることを積極的に求めて欲しいと思っています。
メンバー個人の意識が変われば、クラブ全体の文化が変わります。
「与える」ことを幸いと感じる、そういう文化が醸成されるよう、メンバーのみなさまのご理解とご協力をお願いします。
ライオンズクラブは、地域社会と世界のニーズに対応します。
206の国および地域にあるライオンズクラブのボランティア組織に属する135万人の会員は多くの点でそれぞれに違いがありますが、「コミュニティとは自分たちが作るもの」という信念は会員すべてが共有する中核的な信念です。
ライオンズクラブが集結すると、大きな問題も小さくなります。地域社会もよりよくなります。それは、私たちが地域社会でも世界でも比類ない誠実さとエネルギーで、支援を必要としているところに手を差し伸べているからです。
45,000のクラブと135万人の会員でライオンズは世界最大の奉仕クラブ組織になっています。
ライオンズクラブ国際協会の国際本部とLCIFはどちらもアメリカ・イリノイ州オークブルックに所在しています。
そしてわたしたち「東京三鷹ライオンズクラブ」は三鷹市を拠点に、よりよい生活環境の整備や人と人とのつながりを大切にし、地域社会への奉仕と貢献を目指し活動しています。
JR三鷹駅前の「ケヤキの木」の植樹や「時計台」の設置、地域社会の美化や奉仕活動を行っています。